生徒の声

SBSの活動を知った生徒の声
2016年11月に行われた「ホーム・ルーム」で、桃山学院中高SBSの活動が在校生に紹介されました。
「ホーム・ルーム」の後に、高校1年生が書いた感想の一部を紹介します。

  ・僕は今回のSBSの動画を見て、自分は今すごくしあわせな生活をしていると思いました。フィリピンやバングラディシュの人たちは、勉強とかよりも「今生きる」ことが精一杯ですごく大変だと思いました。もっといっぱい施設などをつくってあげてほしいと思いました。寄付などももっとたくさんしていこうと思いました。小さな子供たちは、ギャングに売り飛ばされたり、毎日毎日恐怖と隣合わせで生活しているので、こんなことが無くなるようにもっとはやく平和な世界になってほしいと思いました。今、幸福な暮らしをできていることに感謝して生きていこうとも思いました。

・桃山学院にSBSがあるのは知っていたけれど、いまいちどんな活動をしているか知りませんでした。でも今回のHRを通して、フィリピンなどの国に実際に訪問していたり、鉛筆を寄付したりされていることを知って良かったと思います。これらの活動は動画に映っていたとおり、たくさんの人々から感謝されることだと思います。僕も将来は国際関係系の仕事に就けたらいいと思っていますが、こうやって、人を助けて感謝されるのも良いなと思いました。今の日本の生活を当たり前に思うのではなく、もっと世界に目を向けていきたい。自分だけがいいのではなく、相手のことも考えられるような人になりたいなとこのHRを通して強く思いました。

・今日の映像を見て、この高校がこんなに積極的にボランティア活動を行っているということを知って驚きました。ボランティア活動には中学校の頃に参加していたが、それとは比べ物にならない活動をこの学校の人達はしている。それを応援したいし、とても憧れる。機会があればぜひ自分も参加したい。

・今まで国際人権教育は沢山受けてきましたが、高校生になると、その内容もさすが桃山、と思わせてくれる内容でした。世界にはいろいろな事情で学校に通えていない子供が沢山いるのはその国だけの問題じゃなくて世界で支えていかないとと思った。先進国として、途上国の人たちのいろいろな部分を助けてあげる必要がある。桃山学院はその気持ちを行動に移していることが誇らしいことだと感じました。子供たちにきちんとした教育を受けて将来安定した仕事についてほしいと感じたし、毎日当たり前のように学校にいける私たちはとても幸せなんだなと改めて思いました。自分が今出来ることはなにかを考えて、寄付や募金活動にはこれからも積極的に参加し、国の格差をなくしていきたい。貴重な映像が見れて良かったです。

・SBSのビデオを見て、色々なことを考えることができました。まず、いかに私達の生活の1日1日が恵まれているのか。今日、ビデオで見た子供たちは、学校に行きたくても行けない子がほとんどで、授業を受けられる子もほんのわずかです。でも、私達は当たり前のように学校に登校し、勉強することができます。そのことがどんなに恵まれているのかよく分かりました。ふと授業の風景が頭に浮かんできました。居眠りをしていたり、授業を聞いていなかったり…少しバカバカしく感じてきました。私達にできることは何かないか…。募金、ボランティアなどたくさんできることがあります。でも、一番身近にあってできることは、1日1日を大切に、無駄にしないで今の生活ができていることに感謝と幸せを忘れずに生きていくことなんじゃないかと思いました。すごく心が動かされました。

・自分の通っている桃山学院高校が貧しい国や発展途上国の為に学校や貯水池を建て、鉛筆、机、ノートなどの物資を送り、役立っていることが知れて、とても誇らしく思いました。実際に貧しい人がどんな生活の中で生きているかを目の当たりにして正直とても驚いてしまいました。日本はとても恵まれているなぁと改めて実感しました。日本には人権があって当たり前のような国だけど、人権の感覚がない日常は、とても怖いなと思いました。子供たちが机に向かって座り鉛筆を嬉しそうに握っている姿は輝いて見え、私が普段当たり前のようにすごしている日々は、とても恵まれているなと感じ、1日1日大切に生きようと思いました。

・日本ではない色んなところに、自分たちとは違う貧しい人々がいる。助けてあげたいと思っていても、何ができるのか、というよりどうやって助けてあげられるのか分からないというのが現実です。思ってはいても行動に出れずにいたら、同情だけで見捨てているのと同じだと実感しました。今、自分に出来るのは募金などといった間接的かつ、皆ができるようなことです。確かにそれくらいしかできないし、むしろ同世代の人が他国に出向いていたりしたら尊敬するほどです。なので、今はとにかく学校で勉強して、将来的にもっとそんな国際問題にアプローチできたら嬉しいです。何より、自分の考えている進路には頑張りようによっては、先生が学校を作って助けてあげた人々よりもっと多くの色んな人のことを助けられるかもしれないという希望もあるので。今日の話や映像で将来に対して、よりいっそうやる気がでたような気がします。貧困な地域を、ゼロにするのは難しいだろうけど自分がそれを減らすことに関わりたいと思います。

・今日の国際人権HRで特に気になったのは「SBS」のことでした。フィリピンなどの貧困地域がどれだけ貧しいのか、どんな生活をしているのかといったことはあまり知らなかったので、とても勉強になりました。文化祭のとき、グラウンドの入り口で募金活動をしている生徒を見て、誰かのために何かをしようとすることの素晴らしさを感じました。実際に桃山の他の生徒たちもそれに対してしっかり応えていたことを寄付された鉛筆の本数を聞いて実感しました。また、ノートをもらって喜んでいるフィリピンの生徒を見て、教科書が一クラスに一冊しかなくても、鉛筆が一人一本しか無くても勉強したいという強い思いがあるんだなと思いました。僕たちが今日見た映像から特に学ばないといけないのは、「今、勉強できていることを当たり前と思わないこと」と「積極的にボランティアなどを行い、少しでも発展の手助けをすること」だと思いました。これからは僕も、募金やボランティアなどをしっかりやっていこうと思いました。

・私は高校生になって勉強が忙しくなって嫌になるときがあります。でも、今日の映像を見て、勉強が忙しいというのは幸せなことなのだと再確認しました。発展途上国を発展させるためには、子ども達がちゃんと教育を受けることが必要なのに、学校でさえ建てるのが難しかったり、貧しい家族のために働いて学校に行けなかったりするのはとても悲しいと思いました。そして、桃山学院がSBSの活動で発展途上国に小学校を建設して、その国の人たちが喜んでいるのを見て、桃山学院の生徒として少し誇らしく思いました。

・SBSのVTRを見て、自分は恵まれた環境で生活できていることを改めて実感しました。貧しい国の人々と比べないと理解できていない、当たり前の生活や側にいる人、人権が存在することの幸せは何にも代えられない、欠けてはならないものであるので、ぜひ世界中の全員が持つべきだと思います。募金や、鉛筆のプレゼント、ボランティア活動など直接的な動きももちろん必要だし、なくてはならないものだと思いますが、衣食住がそろい学問の自由や人権が存在することが当たり前ではないのだということ、そしてそのありがたみを強く考え、与えられた環境を精一杯自分のためになるように吸収することも、裕福な日本に生まれ育っている私たちの使命だと思います。少し勉強に対する気持ちが変わったように思います。

・世界の貧困な状況にある人々はまだまだたくさんいて、世界の人口の増加により、これからさらに増えていくだろうと思いました。そう考えると一つ一つの小さな活動なんて「意味がない」と思っていましたが、映像を見て「自分の知らないところで知らない人々が知らない人々を助けている」ことで、世界が成り立っているのではないかと考え直しました。それならばたとえ小さい一歩だとしても、自分がこれから行うことにも意味があるはずだと思えました。全ての貧困な人々を助けることは現実的に無理かもしれないが、減らす努力は自分にも少しはできると感じました。

・今日の国際人権HRを受けて、自分たちの裕福さを実感した。学校があるのが嫌だと言っていられる自分たちはものすごく恵まれた環境にいると思った。学校に行きたくても行くことができなかったり、将来の夢を叶えることのできるチャンスが少ない人たちがいるのに、自分たちみたいに進路がどうとかで悩んでいるのがちっぽけなものに思えた。恵まれすぎた環境が理由で、自分たちはバングラデシュの人たちよりも、幸せじゃない部分がある気がした。とても考えさせられる授業だった。 ・SBSの映像で物乞いをしている子どもたちを見ていると、私たちがこんなにきれいな学校で教科書も新品で1人1つずつあって制服も着られて、と考えるとすごく幸せだなと思いました。高1の初めに教科書をもらったときは「教科書が多すぎて勉強する量が増える!」とか思っていましたが、今思えばぜい沢な悩みです。お金などを物乞いをするような生活がずっと続いたらきっと私は何で生きているんだろう、とか虚無感を感じてしまいそうです。今こうやって感想文を書いているときもバングラデシュ、フィリピンなどでは映像で見たことが行われているんだと思うとなんだか信じられません。SBSの人達はすごい活動をしているなと実感しました。国境を越えて他の国の支援をしているなんて本当にすごいなと思いました。私はバングラデシュに直接行って様子をみるとか何か手助けをするといった覚悟はありませんが、鉛筆を送るなど小さな支援は進んでしたいなと思いました。

・今日のSBSの映像で見たバングラデシュなどの貧しい国に住む人々は災害が無くても人が亡くなったり、災害が起こってもきちんとした支援が受けられなかったりすることで、多くの人が亡くなっている事実があるので、日本に生まれたことはとても幸せなことだと思いました。めぐまれた国「日本」に生まれた私たちは、貧しい人たちを上から支援するのではなく同じ目線に立って共に協力しながら様々な問題を解決していく手伝いをしていく必要があると思いました。

・私はHRを受けて、とても衝撃を受けました。一番衝撃を受けたのは、バングラディッシュの状況です。何人もの人が物乞いをしにきていて驚いたし、それを親が子どもにさせていたり、ストリートチルドレンが今日生きるのに精一杯な様子はとても心が痛みました。まず、国の衛生面から整えていかないといけないなと思いました。フィリピンの学校はえんぴつ1本を2~3人で回し使いしているのがびっくりしました。今、自分がどれだけ恵まれている環境にいるかがよく分かりました。今回の人権HRでとてもSBSなどに関心を持ちました。私ひとりではどう諸国の現状をかえていけばいいのか分からないけど、身近な桃山の活動を通して、少しでも貢献できればなと思いました。

 

 

 

SBSで活動をした生徒の声

108期生 A・Oさん

SBSを通して、私はメンタル面でとても成長できたと感じます。特に募金活動では大声でみんなに呼びかけ、今では羞恥心なく、堂々とできるようになりました。それは私が心からこどもたちを救いたいと思えるようになったからでもあります。ほかにも文化祭でのメンバー全員での頑張りは忘れることができません。高校生活の中で貴重な体験ができたことを本当に感謝します。

108期生 Y・Nさん

私は三年間のSBS活動の中で、教育や医療の充実が大切であるということを学びました。その中で、私は国内外問わず医療の普及に貢献するという夢を持ちました。だから、これからSBSに関わる人々にとっても、多くのことを学べるような活動になることを願っています。

108期生 Y・Sさん

私はたまたま恵まれた環境に生まれて、当たり前のように学校へ通い、好きなこともしているけど、たまたま貧しい環境に生まれ、行きたくても学校に行けない子供がたくさんいることを知り、そんな自分でも何かできることをしたいと思い、SBSに参加しています。これからも2校目建設を目標に頑張っていきたいです。

109期生 Y・Tさん

私は、世界の貧しい国の人たちのために、何かしたいと思い、SBSに入りました。SBSを通して、世界のことについて考える機会が増え、考えることで自分も成長できることに気付きました。これから、SBSを通して、世界の人たちの役に立てればいいなと思います。

109期生 T・Mさん

学生という微力な立場ながら、自分たちにしかできないことをSBSや学校全体が一丸となって誰かの役に立てるように頑張っていきたいです。

109期生 N・Hさん

私は1年の時はSBSに入っていませんでしたが、活動を見ていて自分にも何かできることがあるならしたい。と思い参加しました。少しでもフィリピンをはじめ、世界の子供たちの力になりたいと思っています。

110期生 Y・Hさん

学校建設というSBSの活動が、貧しい国の子どもたちの教育を充実させ、貧困の連鎖を断ち切るきっかけとなると思っています。「高校生だからできないのではなく、高校生でもできること。」をモットーに、これからも活動を頑張っていきます。

110期生 T・Iさん

SBSで、いろんなことを学べたらいいなと思っています。世界の子どもたちの笑顔が少しでも増えるように頑張りたいと思います。

110期生 T・Uさん

SBSで日本以外のこともたくさん学べたらいいな、と思っています。少しでも、世界の子どもたちを笑顔にできるように頑張りたいと思います。SBSで自分も成長したいです。

110期生 Y・Kさん

私は募金や寄付をすることに興味がありSBSに参加しました。1人1人の“小さなこと”がいつか“大きなこと”に繋がると信じています。まだまだ分からないことも多いですが、これからのSBSの活動に貢献できるように頑張っていきたいと思います。

107期生 K・Nさん

後輩のサポートを全力で頑張ります。

107期生 Y・Oさん

いきなりのボランティアではなく、まずは「周りの人を大切に」。そういう気持ちの延長線上で、これからもSBS活動に従事していきたいです。


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