桃山学院中学校 School Guide 2015
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これからも大切な仲間です健史さんが友人たちと制作した桃山スマホカバー伝統と誇りを継承し、新たな歴史を刻み続ける桃山学院1884年の創設以来、桃山学院は「自由と愛の精神」の下、魅力ある人物を数多く社会へ送り出してきました。2008年、その伝統と誇りを継承し桃山学院中学校は開校しました。本校の今を、保護者としてお子さまを託していただいた卒業生と、生徒たちの声で紹介します。学院章桃山学院について「桃山」の由来についてチャールズ・F・ワレン師Rev.Charles Frederick Warren学院章は、イエス・キリストの最初の弟子である聖アンデレ(St. Andrew)にちなんでデザインしています。「アンデレ・クロス」(X字型の十字架)は、イエスの教えを守り通して殉教したアンデレの偉大なる生涯のシンボルです。「SEQUIMINI ME(セクイミニ メ)」(「我に従え」というラテン語)は、アンデレがイエスに出会った時に呼びかけられた言葉です。したがって学院章は、アンデレのように最後まで「自由と愛」のキリスト教精神によって生きることを示しているのです。桃山学院の始まりは、1884(明治17)年、キリスト教信仰に基づく近代的な教育を理想に掲げたワレン師ら英国人宣教師達によって、川口外国人居留地(現 大阪市西区川口)に創設された学校にあります。当時の居留地は、世界各国の人々が活躍する国際色豊かな町でした。授業は宣教師による英語と聖書の勉強のほかに、日本人教師による教育も行なわれました。「英語の桃山」という伝統もこの時代に遡ります。1891(明治24)年、現在の天王寺区筆ヶ崎町に移転し、1895(明治28)年には「桃山学院」と改称しました。当時、その界隈が桃の名所として親しまれており、「桃山」と呼ばれていたためです。自主性と責任感を身につけ社会に貢献できる人に育ってほしい桃山学院で過ごした日々は、すべてが楽しい思い出です。行事やクラブ活動にも熱心に打ち込み、仲良くなった友人たちとは、今でもよく会って近況報告をしています。桃山学院の自主性を重んじる校風を、ぜひ自分の子どもにも感じてもらいたくて入学を勧めました。将来は、自分の判断や行動に責任を持ち、広く社会に貢献できる大人に育ってほしいと願っています。(健史さん)桃山学院を勧めてくれた父のおかげでとても楽しい学校生活を送っています桃山学院の卒業生である父から聞いた、自由な校風が自分に合うと思い、入学を決めました。実際に入ってみると、想像していた以上に自由で楽しい学校で、毎日がとても充実しています。思い出深いのは、文化祭などの行事。先生の授業も面白く、中でも数学が大好きになりました。これからも一日一日を大切に過ごしながら、目標の進路へ進めるよう頑張ります。(健太郎さん)03桃山学院の歩み特集Special Interview受け継がれる伝統親子2代・3代で 桃山出身という方も多くいらっしゃいますPOINT桃山学院高等学校1986年卒業筧 健史さん進学コース3年筧 健太郎さん高校卒業25年を機に母校に集まったことがきっかけで、今も、それまで以上に交友を深めています。医師や会社経営者、政治家など、さまざまな職業に就いている同期生は、何でも語り合える、これからも大切な仲間です。中央・健史さん卒業式にて上段左・健史さん高校時代の友人たちと

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