2025 桃山学院高等学校
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主な取り組み毎朝の祈り/各種の記念礼拝/クリスマス礼拝/映画鑑賞会・宗教講演会/広報誌PISTIS発行他者と仕え合う「愛」と、責任を伴う「自由」が桃山学院の建学の精神です。この「愛と自由」を土台とした宗教教育が本校で行われているのです。チャプレン 松平 功英国聖公会宣教協会から派遣された英国人宣教師達が、1884年に男子の教育のために設けた学校が本校の始まりです。その後、高等英学校、(旧制)桃山中学校、そして現在の桃山学院高等学校へと、140年の歴史を歩んできました。その間、1959年に桃山学院大学が併設され、2001年には男女共学の国際コースを開設しました。その後もさまざまな改革を行い、2011年には標準コースを男女共学の『文理コース』に改め、『中高一貫コース』とともに新たな一歩を歩み出しました。本校の教育はキリスト教精神に則って進められています。生徒一人ひとりの人格を尊重し、健やかな心身の成長と豊かな学力の形成を図り、社会のために責任ある一員となる人物を育てることが本校教育の基本方針です。自由を尊重する民主的な校風の中で、のびのびと学校生活を送りながら、自らの責任を自覚し、自主的な規律を作って、これを守っていく良識ある若者を育てることが生徒指導の方針です。ここには生徒を信頼することが教育の前提にあります。服装の自由を認めていることにも、この信頼に基づく桃山学院高等学校の教育の特色が現れています。本校に学ぶ生徒はよりいっそうしっかりとした自覚と良識を身につけ、自主・自律の精神を強めて大きく成長していきます。03宗教教育一人ひとりの人間は、神様から愛されるかけがえのない存在であり、それぞれ固有の人格の持ち主として尊重されるものです。宗教教育を通じて一人ひとりが互いに他者を尊重しながら生活することの大切さを学びます。校長 生田 耕三校長メッセージ桃山学院に見学に来られた方は皆さん、「生徒も先生も、いきいきと輝いている」とおっしゃいます。それは、建学の精神である「自由と愛の精神」が、長い歴史の中で学院の文化として息づき、集う人たちを包み込んでいるからだと思います。私たちは学院の文化と伝統を守りながら、2007年から学校改革に取り組んできました。この校風のもとで大学進学実績も着実に伸びてきております。「自由と愛の精神」で心と身体を育み、一人ひとりの目標達成に向かって独自の教育カリキュラムで力を伸ばす。桃山学院は、これからもさらに進化します。皆さんも先輩に続いて桃山学院で大きく成長し、夢へと続く第一歩を踏み出しましょう。健全な成長を促す「キリストの教え」教育方針

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