2021年11月11日(木)
墓山古墳 お濠の取水作業報告 〜Go Green Project〜
2021/11/11 百舌鳥・古市古墳群
近年、古墳周辺で悪臭が問題視されています。主な原因はヘドロの堆積と言われています。ヘドロについて調べ、ヘドロを浄化し水を綺麗にするべく、墓山古墳群のお濠にて取水作業を行いました。
主な内容は柄杓でヘドロを含んだ水を汲み持ち帰ることです。この度は羽曳野市役所の吉澤さんと荘林さんと活動させていただきました。ヘドロは水の底に堆積しているため、長い柄杓を使います。ヘドロは水深のおよそ⅔を占めているそうです。見た目では泥のようにも見えるのがヘドロです。どろっと水分を多く含んだ感覚が柄杓を水中に入れただけで伝わってきました。実際に悪臭もひどく、このままでは生活に影響を与えてしまうことも実感しました。作業中に近隣の方がお声をかけてくださりました。特に夏の悪臭がひどいとおっしゃっていました。
実験について
採集させていただいた水を使って、実際に実験を行ってまいります。今回は使い捨てカイロの中身からできたキューブでの実験です。
ヘドロ入りの水を2つ用意し、片方にのみカイロを投入しています。これから経過を随時記録していく予定です。
文責:Go Green Project 高1女子