桃山GoGreenProject活動報告

2022年10月15日(土)

9月24日に海と日本プロジェクトin大阪として、大阪湾の多様な生物や海洋問題、栽培漁業などを学ぶイベント「大阪湾めっちゃええやんプロジェクト」に桃山GoGreenProjectとして参加してまいりました。

https://www.tv-osaka.co.jp/umitonippon/naniwa2022/

イベントの詳細はこちらをご覧ください。

記事

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001141.000077920.html

 

Youtube

https://www.youtube.com/playlist?list=PLJu8-wdelPDK6K108wwkC6qC1kObkwTAW


以下、参加した生徒達の感想です。


今回日本財団の海プロで小学生達と触れ合うことができ、私もたくさんのことを学ぶことが出来ました。まず、私は当日現地に行くまで実験のことばかり考えていましたが、小学生の体験に少し参加させていただいて、大阪湾では意外とたくさんの生物が取れることや、ペットボトルのラベルなどのプラごみが、1回の漁で何個も取れており、いかに海が汚れているかということに気づくことが出来ました。魚の観察でわからない生物を高校生の私にも優しく教えてくださって、とても良い経験になったと思います。そして実際に小学生と一緒に実験をしてみると、皆が楽しく真剣に実験に取り組んでくれました。途中で意見が割れたときの対応がとても難しく、1人の意見が通ってしまうという形になってしまったのですが、今日実験が1番楽しかったと言ってくれた子がいて、とても嬉しかったです。このイベントに参加して本当に良かったと思いました。

〇今回のイベントに参加して、学校の授業だけでは学べないたくさんのことを経験することができました。

 深日港では目の前で様々な種類、大きさのお魚をたくさん見て、触りました。小学生が夢中になって観察し、目をキラキラさせながら鍋島先生に質問する姿にほっこりしました。それと同時に鍋島先生の莫大な知識量に圧倒されました。どんなお魚でも、すぐに名前を言って、詳しく分かりやすい説明をされていて本当にすごかったです。また、小さなタコを実際に触り、吸盤の吸着力にとても驚かされたり、イカの緑色のきれいな目や、なでると白色に変わったりするのを見て「不思議!!」と思ったりなど、とにかく感動してばかりでした。実は私はエビやイカ、タコなどの甲殻類が苦手で食べられないのですが、実際に触ったり、漁師の方とお話をしているうちに気づいたら抵抗感がなくなっていました。これからは逃げずに少しでも食べる練習をして克服したいです。 

 午後の座学では、鍋島先生の大阪湾の生物の多様性のお話、山下さんが行われている海をきれいにするプロジェクトのお話を聞きました。私は、お魚や海にとりわけ興味があるわけではなかったのですが、どのお話も興味深くて、ワクワクしながら楽しんで聞いていました。特にひじきが元々は緑色の海藻ということや使い捨てカイロの中身が海をきれいにするだけでなく、海の栄養分にもなるということを知ってびっくりしました。

 そして、私たちが企画したお味噌汁を使ったCODの実験は、小学生が興味を示してくれるのか少し心配していましたが、みんな一生懸命に考え、協力してもらえたので、楽しく実験ができました。

 今回のイベントを通して、現在の大阪湾が抱えている問題、それらの解決のために、たくさんの企業の方々が関わってくださっていることを知りました。高校生の私たちにできることは、まだ少し限られてしまうのですが、毎日のちょっとした心がけがきれいな海を守ることにつながると思うので、これからも積極的に自分にできることを見つけて取り組んでいきたいと思います。


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