SDGs「2.飢餓をゼロに」活動の現状と今後について講演会を実施しました。

2023年7月20日(木)


WFP 国連世界食糧計画 日本事務所 政府連携担当 成冨剛史様

特定非営利活動法人 国際連合世界食糧計画WFP協会 専務理事 鈴木邦夫様

79期卒業生 安野信之様(開催協力者)

にご来校いただき「SDGs「2.飢餓をゼロに」活動の現状と今後について」というテーマでご講演いただきました。


鈴木邦夫様 ご講演の様子



国連組織の一つで、世界最大の人道支援機関でもある国連世界食糧計画(WFP)から、国連組織、現在の世界情勢や人道支援物資の供給方法についてのお話から、国連で働くにはどうしたらよいのかというキャリアデザインの観点からも非常に興味深いお話を伺うことができました。また、互いに助け合うことの拠り所となる「思いやり」の大切さも同時に学びました。


講演後は個別の質問対応にも答えていただき、生徒たちも充実した時間を過ごすことができました。


講演後にも個別の質疑応答に応えていただきました。(左 成冨剛史様)


今後とも世界の飢餓に対して桃山学院中学校高等学校としてアプローチしたいと考えています。


9月16日の文化祭で本校SBSと桃山GoGreenProjectの生徒たちが協力して募金活動を行います。

お越しいただける際は是非ご協力よろしくお願い致します。



<背景〜深刻な問題に直面しているSDG2〜>


国連加盟国193か国中166か国で取り組みが進むSDGs17活動の中の一つであるSDG2「飢餓をゼロに」において、全世界的に活動遅れが発生しています。

命や生活が差し迫った危険にさらされ緊急の支援を必要とする深刻な飢餓(急性食糧不安)に苦しむ人びとの数は2023年3億4500万人に達しました。これはコロナ禍前の2020年初めと比較して約2億人もの増加となります。その背景に、ウクライナでの戦争をはじめとする紛争が各地で発生し継続していること、異常気象による農作物の不作、全世界的な物価上昇等が大きく影響しています。

このように緊迫した状況が続く中で、SDG2(飢餓をゼロに)を達成すべく、
全世界で人道支援活動を積極的に展開する国連世界食糧計画WFPに昨年度に引き続き今年度も来校いただき、人道支援活動や国境を越えて互いに助け合うことの重要性やその具体的な実行方法についてご講演いただきました。



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