2024年10月19日(土)
国連加盟国を対象に、環境上適正な廃棄物管理を推進・支援する国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP-IETC、鶴見区)を、GoGreenProjectの生徒達が訪問し、世界的に広がるプラスチック汚染に対するUNEP-IETCの取り組みを学びました。
当日は、UNEP-IETCの本多様、地球環境センター(GEC)土居様から、「プラスチックの再利用・再生を進めて、最終的に廃棄をゼロにする」という活動について(プラスチックの循環経済)、お話しを伺いました。
参加した生徒達からは、以下の感想が寄せられました。
・世界のゴミ処理の状況が、日本の状況と全然違うんだということを知った。ゴミが街に溢れたところやプラスチックゴミを川や海で見る機会が少ない日本にいると、ゴミ問題を深刻に捉えることが難しいので、世界の状況を今日知ることができてよかった。
・人間は目の前の利益だけを追い求めたせいで、プラスチックなどの自然分解が難しいゴミが生まれたり、有害成分を出す化学物質が生まれたりしているんだと改めて考えることができた。
・全ての環境問題に人間が関与していることも理解できた。
・我々は、マイクロプラスチックを魚から知らない間に摂取していることを知った。
・産業革命の後から環境問題が発生し出した。人間は短期的な利益を求めることばかり考え、その後の影響をなかなか考えず、後になってその影響の大きさに気付くことが多い。このことの積み重ねで、現在の多くの環境問題が深刻化していると気づいた。
当日は、UNEP本多様から、GoGreenProjectの環境改善活動への貴重なアドバイスも頂戴しました。
今後人類が取り組んでいくべき問題・課題や問題解決の考え方について学ぶことができ、非常に有意義な時間となりました。この経験を通して視野を広げ、今後も活動に励んでまいります。
このような機会を戴けたことに感謝しております。
(開催協力者:79期卒業生 安野信之 様)