2016年8月19日(金)
【三日目】 第5回 震災被災地ボランティア
午前中にYMCA施設周辺の雑草抜き等のお手入れを行いました。
ブルーベリーの木が植えられており、収穫後にジャムを作って被災者の方々へプレゼントをする予定だそうです。たくさん実ることを祈っています。
午後からは熊本城を視察しました。
石垣が大きく崩れていることからも当時の地震の規模を想像できます。
ボロボロになった家、もう人の住んでいない村、田んぼにたくさん大きく生えた雑草、これらのことを被災した方々だけで改善していくなんてとても無理な話だ。だからこそボランティアが必要なのである。自分は関係ないからといっていたら復興はいつまでたってもできない。損得だけで動いていたら世界は回らないし変わらない。我々に対してあたたかさと優しさをもって接してくれた人々が自分にそう思わせてくれた。ボランティアとは何かを知る、そんな3日間だった。 (高2 男子)
(昨年度参加した東北ボランティアでは) 被災者の方々が被災直後の行動・心情、その後の心の変化など4年間で経験した辛いことを全て伝えて下さった。そのおかげで、震災の恐ろしさ、自然と向き合うこと、そして、心の苦しさを身近に感じることができ、たくさん涙が出た。
今回熊本では本当の震災の直後の状態を目の当たりにした。自分が想像していた心の苦しさ、自然の大きさをはるかに超越していた。「ニュースでの被災地と実際に見る被災地のギャップ」に戸惑いを隠せず何も考えられなかった。連なるように崩れた建物を見て、ただただ怖かった。
今の時点で被災者の方々に地震の体験やそれに伴う心情を話してもらうのは不可能だけど、自分が継続してボランティアに行くことによって被災された方々と同じ方向を向き復興の手助けをできるようになりたいと思った。 (高2 女子)
この3日間を通して、人の手助けをすることのできる大切さ、感謝されることのうれしさなど様々なことを学べました。学校へ行って、習い事をして、家があって、家族がいる。当たり前だけど最高に幸せなことだと思いました。いずれ起こるとされている南海トラフ地震にどのように対応していくかもっと家族と一緒に考えたいと思いました。
このボランティアに参加する機会を与えてくれた家族と桃山の先生方、協力をいただいた阿蘇YMCAの職員の方々、3日間過ごした友達に心から感謝したいと思います。ありがとうございました。 (高2 女子)