一日を大切に生きる 生徒が主役の学校生活
学力をつけることは学校生活の重要な目的の一つです。学力には授業で学ぶ学習のほか、読書や新聞などから社会問題や政治を知り、生きる意味や人生を考えることも、集団生活を経験して多様な人間関係を築くことも含まれています。学力を身につけた「生徒が主役」となり、日々充実した学校生活を送れるよう、全力でサポートします。
「英語の桃山」の伝統の下、アメリカやカナダの提携高校で実用的な英語を学ぶ
米国聖公会学校連合会との提携に基づき、毎年若干名の留学生の交換を行っています。提携先の学校はアメリカでも優秀校に選出される学校です。希望者の中から選抜試験で選ばれた生徒たちは、研修を経て、2・3年次に同会の所属するアメリカの提携高校に留学します。留学期間は、8月末から翌年6月までの約1年間と、8月末から12月までのターム留学のいずれかを選ぶことができます。同じ期間に来日したアメリカ人留学生はホームステイ形式で本校生の家庭に滞在し、授業などを通じて、生徒たちと異文化交流を図ります。
国際理解教育の一環として、毎年、約2週間の海外研修を実施しています。カナダでホームステイの生活を楽しみながら、実用的な英語の学習を行います。また現地の高校生との交流や雄大な自然に触れるツアーなどの課外学習も実施しています。
対象:S英数・英数・文理クラスの希望生徒
BYODによる1人1台端末の活用
生徒一人ひとりが主体的に学びを深めることができるよう、ICT機器の活用を進めています。BYOD※を導入しデバイス(端末)はiPadまたはChromebookを推奨しています。デバイスの条件や利用に関する注意事項は、入学準備ガイダンス等で説明します。
自分や他人の命を大切にできる人間を育成
救急救命講習会や聖バルナバ病院思春期教室の受講、響プロジェクト(講演会など)を実施しています。専門家(スクールカウンセラーなど)との連携により、生徒が抱えるさまざまな問題にも丁寧に取り組み、ボランティアの大切さも伝えています。
生徒たち自身が自主的な規律を作り、桃高生にふさわしい身だしなみやマナーを実践する
本校では、生徒自治会からの要望に基づき1971年10月から服装の自由化を実施しているため、いわゆる「制服」はありません。これは、「生徒への信頼に基づく教育」を教育方針に掲げ、「自主規律」を大きな特色とした独自の校風を創り上げてきたことの表れです。なお、選択肢の一つとして「標準服」があります。
本校の自由な校風とは、生徒・保護者・教職員の信頼関係の上に成り立っているものです。自由の意味を取り違えることなく、スカート丈は膝の中心、頭髪の染色やパーマ・化粧・ピアスをしないなど、桃高生にふさわしい良識ある服装を整えるよう、私服・標準服ともにマナーや身だしなみの指導を行っています。
着用義務:国際コースは全員購入(留学時着用のため ※普段時の着用は自由)