卒業生からのメッセージ

U.Sさん(京都大学1回生)

もともと英語が好きだった私

私が桃山を受験しようと決めたのは中3の夏。もともと英語が好きだった私は、カナダ留学プログラムのある国際コースに一気に惹きつけられた。充実した設備に可愛い標準服・・・言うこと無しであった。「桃山での高校生活でどれだけ貴重な体験が出来るんやろう」入学前、自分の気持ちが盛り上がっていたのを覚えている。私は多少人見知りをする性格だったが、ノリの良い友達や温かい先生方のおかげで、学校にもすぐに慣れた。部活はアメリカンフットボール部にマネージャーとして加入し、非常に充実した毎日を過ごすことができた。2年の夏、最も楽しみにしていたカナダ留学に行った。私はそのとき初めて海外の地を踏んだのだが、カナダでの一ヶ月間は私の想像以上に素晴らしいものであった。私のことを家族の一員として迎えてくれたホストファミリーには感謝の気持ちでいっぱいである。カナダには、日本に居てはなかなか感じることの出来ないような自由で開放的な空気がある。そんな中で私は伸び伸びと生活できた。しかし私は、自分の英語の未熟さや自分自身の甘さを痛感させられた。この経験は今でも自分を奮い立たせる原動力となっている。

帰国後、私は自分の英語力を客観的に見てみたいという思いからTOEICや英検準1級に挑戦したり、大学受験に向けて勉強に励んだりした。そこでも私は、一緒に頑張っていた友達や勉強を見てくださった先生方に大いに助けられ、自分がたくさんの人に支えられていることを身に持って感じた。桃山では自分の得意科目であった英語の力を引き伸ばしてもらい、そのことが合格の要因となったことに加え、将来の勉強のための基礎学力を身につけることができたと思う。また、桃山の自由な雰囲気は、桃山の大きな魅力の一つであり、毎日の楽しい学校生活や文化祭・体育祭などの学校行事の盛り上がりのことを他の人に話すと、必ず羨ましがられる。だから皆さんには、桃山に通うからには自分から積極的に動いて、桃山生活を十二分に謳歌してもらいたい。部活や学校行事など、いろいろやってみることで自分が成長できる。そしてその機会を桃山は与えてくれる。

K.Wさん

公立に落ちてよかった!!

私は桃山に併願で入学しました。でも桃山に入学して、ものすごく個性的で、話していると笑いがつきないような友人や先生たちとの交流など、桃山での学校生活を送るうちに、自分が行くべき学校は桃山だったんだと思うようになりました。
私は国際Aだったので、1ヶ月の短期留学をしました。カナダでは、普段学校で行われていた授業やトレーニングのおかげで割りと英語も通じたし聞き取れましたが、なぜかホームシックになり、最初のうちは辛かったです。でも、せっかくカナダに来たのだからカナダでしかできないことを楽しもう!と考え、気持ちを切り替えることに成功し、ホームシックも含めいろいろな経験をすべて「カナダでの楽しかった経験」にかえることができました。短期留学といえど、かなりメンタルな面を鍛えることができ、成長できたと思っています。
3年になると、吹奏楽部を引退し、受験にむけて毎日夜遅くまで勉強していました。私たちは国公立大学の入試には数学II・Bが必要で、数学のY先生が国公立志望の生徒に放課後に初歩の初歩からみっちり教えてくださいました。まわりのサポートのおかげで志望大に合格することができたと思っています。

公立高校に行かず(行けず?)、桃山に行けて本当によかったです。本当に楽しくて充実した毎日でした!桃山で作った思い出や友人は一生の財産です。

R.Iさん(関西学院大学 経済学部)

高校生活ってこんなに楽しいの!!

私の桃山学院国際コースクラスBでの3年間は、「高校生活ってこんなに楽しくていいの!!」というぐらい学校へ行くのが楽しく、充実した毎日でした。
私達15組は‘カナダへの1年留学’という大きな目的を胸に入学し、10ヶ月後にはカナダへ→1年後帰国→受験勉強という慌ただしいなか、本当にあっという間に3年間は過ぎてしまいました。
カナダに着いてすぐの頃は、相手が言っていることもわからず自分の意志もうまく伝えられないため、悔しい思いもたくさんしましたが、3ヶ月ぐらいたって急にわかるようになった時は、本当に嬉しかったです。夢も英語でみるようになりました。
ホストファミリーは家族の一員として接してくれて、ホストママの作る料理もとてもおいしかったし、一緒に作ることも多かったです。子供達といっぱい遊び、色々な場所に連れて行ってもらいました。クリスマスに行ったナイアガラの滝は忘れられません。今でも彼らと連絡をとりあっています。
‘受験’は強い精神力と集中力がいるし、焦る気持ちも加わって、しんどいと思う時も多々ありました。でも一緒に頑張る友達がいたからこそ、私も乗り越えることができたと思います。 放課後は図書館に残って勉強し、わからない所は先生に質問。私の場合受験勉強に対するエンジンがなかなかかからず、最後の2ヶ月は本当に必死でした。
15組はとても賑やかで、やる時はやる。そして何より仲がいい。私にとって最高の3年間でした。

J.Tさん(立命館大学 法学部)

可能性を大きく広げた3年間

私の桃山での高校生活は自分の可能性を大きく広げることができた最高の3年間でした。
クラスでは最高の先生と友達に恵まれて、笑いが絶えず楽しい毎日。まだまだ先だと思っていたカナダへの留学はすぐやってきました。子供の頃から英語が好きで、留学するのが夢だったので、国際コースを選んだのもそのためです。
カナダへ行ってはじめの頃は言葉の壁に加えて、自分の殻を破りきれずに自信を失くして日本に帰りたいと思うこともありました。しかし、私のことを“Our Japanese daughter”と呼んで本当の娘のようにかわいがってくれたホストファミリーをはじめ、留学生の私にできるだけ色々なことを教えてあげたいとたくさんの機会を与えてくださった人達との関係を通じて人との絆はこんなにも大きな意味をもつものなんだということを実感しました。
学校ではできるだけ難しいクラスや今までやったことのない新しいことに挑戦し、友達もできて英語だけでなくどんどん積極的に自分がしたいことも学ぶことができたと思います。そして帰国した私達を待っていたのは大学受験という厳しい現実でした。私は放課後は自分で勉強することにしました。志望校は悩んだ結果、英語だけでなく英語で色んな専門知識を学ぶことができる立命館大学に焦点をしぼりました。産業社会学部か法学部かでさんざん悩んでいましたが11月末に公募推薦試験で産業社会学部に合格しました。しかし、後になって「やっぱり法学部に行きたい!!まだまだ努力が足りないし、後になって後悔したくない!!」と思って再度2月の一般入試で同大学の法学部を受験することにしました。受験前1ヶ月間の「起きては世界史」の毎日が功を奏したのか、晴れて合格!ずいぶん回り道をしたと思いますが最後まで本当に自分が何をしたいのか悩み続けたのが正解でした。そのときの自分の決断に今はとても満足しています。 この3年間を振り返って、先生や友達など私はいつも人に恵まれていたと思います。本当に桃山に来て良かった!!!!たくさんの思い出をありがとうございます!!!

T.Wさん(早稲田大学 国際教養学部)

価値あるお金の使い方

はっきり言って留学の良さを言えばキリがありません。というのも、普通に生活しているだけで日々何らかの発見をできる環境だからです。
例えば、僕がいたアサバスカ地方はとても自然が多く(とても田舎で)、自転車で湖に行けたり、熊に遭ったり、学校のグラウンドが全面天然芝だったりします。
人口2000人の町に日本人留学生は僕のみで、街中でも普通に声をかけられたりします。
学校ではもちろん日本語を話せる人などいませんでした・・・。始めの内は、英語が分からなくて、本当につらすぎたので、担任の先生に「日本に帰りたい」と半泣きで電話したこともありました。今ではいい思い出です。
ホームステイ先でもいろいろあり、日本の自宅のように勝手できないので窮屈だった時もあります。でも、みんな本当にやさしくしてくれました。僕が向こうの生徒と同じように授業を受けられたことも学校のサポートなしではありえませんでした。電子辞書片手におろおろしている僕を、学校の友達も声掛けてくれたり、ノート見せてくれたりしました。アメリカンフットボールを通じて自分の高校だけじゃなく、違うカナダの高校の連中とも仲良くなりました。アメフト仲間の何人かは、「親友」と呼び合える仲までになりました。

K.Tさん(関西大学 社会学部 デュアルディグリープログラム)

自信を得た

桃山での一番の思い出は、やはりカナダ留学です。
僕は、「カナダで後悔したくない」という一心で留学一年前から準備を始めました。
それを熱心に支えてくれたのが桃山の先生、友達でした。その結果、自分でも満足できる結果と自信を得ることが出来ました。そこで得た経験を生かし、今は大学でアメリカ留学の夢に挑戦しています。しかし、この様に思えるのも桃山での高校生活があったからだと断言できます。
そして、もう一つ桃山で得た大きなものは、仲間です。クラスの友達やクラブの先輩達とは今でも連絡を取り合ったり相談をしたりしています。
こうして得た経験と仲間は桃山でしか得られなかったと思います。

U.F.さん(大阪大学(旧大阪外国語大学))

一生の財産

私はもともとクラスBの長期留学を希望していましたが、結局クラスAになりました。
そこで入学前に決心したことは、絶対1ヶ月の留学であっても1年間留学するだけの英語力を身につけるということでした。そのため、できるだけ英語を耳から聴く訓練を重視し、学校でもネイティヴの先生の授業を重視しました。留学する前に何とか英検2級を取得するという目標も立てました。
残念ながら2次テストのとき風邪をひいて調子が悪く不合格となりました(言い訳?!)。が、それでもカナダに行ったときには自分の英語が思った以上に通じ、相手のいうことも思った以上に聴き取れたことで自信を深めました。特に2週間目ぐらいから、学校の授業もかなり理解できるようになり、ホストファミリーの中で英語を話をしている自分自身に驚きを感じたほどです。先生が「入学したときから留学が始まっている」と言っていた意味も実感しました。ただ最後まで6歳になるホストブラザーの英語だけは聴き取るのに苦労しました。桃山に来て本当によかったことは、先生方の熱心さです。それと全体の明るい雰囲気です。クラスBの生徒達とはもちろん他のコースの生徒達とも仲良く話しができる桃山の雰囲気も、桃山の大きな魅力のひとつではないかと思っています。あと、是非卒業までに英検2級は当然として英検準1級を目指してください。TOEFLのCBTでも200点以上を目指してください。桃山で育ったことは、一生の財産であると確信しています。

W.Sさん(大阪教育大学 教育学部)

最高の3年間

桃山の国際コースで過ごした3年間は本当に意味のある3年でした。
僕は桃山に併願で入学しました。でも落ちて桃山に入れてよかったと思っています。
なぜならこの学校でたくさんの素敵なことを手に入れることができました。
まずは、3年間でたくさんの経験をしました。ボランティア活動や留学など普通では経験できないことをたくさんしました。特に留学はたった1ヶ月だったけれど人生観が変わりました。たくさんの出会いもありました。普通の高校生の経験もたくさんしました。クラブしたり友達と喧嘩したり恋愛もそれなりにしました。もちろん、嫌な経験もあります。それでも3年間すべてが忘れられない経験で最高でした。
次に得たことは夢を諦めないということです。僕は小さい頃から教師が夢でした。だから教育大に絶対入学したいと思っていました。けれど国際は国立へいくのは難しくまさに夢の話でした。一時は諦めようと思いました。けれど担任の先生や周りの先生や仲間がいつも応援してくれていつも励ましてくれて奇跡的に大阪教育大に合格しました。本当に僕の夢はたくさんの人に支えられていると思いました。そして諦めなければ実現するものだと思いました。
他にもたくさんのことを得ました。でも一番は仲間です。3年間同じクラスで、笑ってるときも泣いてるときもいつも42人で過ごしました。兄弟のように一緒にいていろんなとこに行っていろんなことして支えて支えられて3年間過ごしました。いまでも大切な仲間で、もし戻れるなら本当に戻りたいです。たくさんの経験も夢もみんながあってのものです。
僕ほど幸せな3年間を過ごした人は桃山でもそういないと思います。卒業して桃山を出た今、感謝の気持ちでいっぱいです。ほんまに3年間楽しかった!


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