世界の飢餓の現状とWFP国連世界食糧計画のSDG2「飢餓をゼロに」活動

2024年7月16日(火)

特定非営利活動法人 国連WFP協会 事務局長 青木 創様
79期卒業生 安野信之様(開催協力者) に 7月16日にご来校いただき
「世界の飢餓の現状とWFP国連世界食糧計画のSDG2「飢餓をゼロに」活動」というテーマで
ご講演いただきました。

 

 

青木 創様 ご講演の様子
 
日本において、WFP国連世界食糧計画の理念と活動の重要性を啓発・普及させ、日本から世界の飢餓に苦し
む人々に対しての支援活動を先導・推進する国連WFP協会から、現在の世界情勢、人道支援物資の供給方法
や様々な支援の在り方など興味深いお話を伺うことができました。
生徒達からは、以下のような感想が寄せられました。
・飢餓問題を遠い国で起こっている問題として見るのではなく、私達にも関係があるものだと認識を変え
て、それに向き合っていくべきだと考えた。また、私達にもできることはあると感じた。
・無駄に捨てられる食糧がある一方、食糧を待つ人々がいるなんて矛盾していると感じた。
・途上国では、学校給食支援(SDG2)が、子供たちを学校に通わせる動機づけとなり、子供たちは食料だけで
はなく、学ぶ機会も同時に(SDG4「質の高い教育をみんなに」) 得ていることを知った。 
・幼少期の栄養失調はその後の人生にも大きく影響していく可能性が高い。やっぱり食糧の確保は大切。
・何か人の役に立つ、人を 助ける仕事をしたいと思っていた。今回の講演でその気持ちがより大きく
なり、自分の夢に具体性を持たせようと思えた。
今回の「飢餓」という深刻なテーマを、自分たちの課題としてとらえることができた生徒が多かった。講演
後は、キャリアデザイン等の個別の質問にも答えていただき、生徒たちも充実した時間を過ごすことができ
ました。国連WFP協会やWFP国連世界食糧計画からこのような機会を頂戴し、心から感謝しております。

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