2015年5月1日(金)
5月1日(金)に本校の『開校記念礼拝』と『一日遠足』が実施され、中学校の3学年がそれぞれ学年ごとに出かけました。
【中学1年生(8期生)】
1年生は、大阪市西区にある「川口基督教会」で記念礼拝を行った後、神戸市中央区にある「人と防災未来センター」を訪れました。教会が位置する川口居留地は、桃山学院発祥の地でもあり、学院の創始者であるチャールズ・F・ワレン氏の取り組みを始めとする学院の歴史などの貴重なお話に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。また、教会内でパイプオルガンの音色にあわせて全員で賛美歌を歌い、心に残る記念礼拝となりました。
午後から訪れた「人と未来防災センター」では、阪神・淡路大震災と東日本大震災の記録映像や当時の報道記事などの展示を見ました。また、阪神・淡路大震災で実際に被災された経験をもつ語り部の方の話を聞くという時間をもちました。現在桃山学院中学校に在学している生徒たちは皆、震災後に生まれたため、阪神・淡路大震災を直接知らない世代です。しかし、これからいつ起きるか分からない災害に備えて自分たちにできることは何かということを学び、考える良い機会になったと思います。
川口教会で記念礼拝を行っている様子です。
代表生徒による聖書の朗読の様子です。
お昼ごはんを食べた公園で、クラス集合写真を撮りました。
震災当時の写真や遺品などを皆真剣に見ています。
【中学2年生(7期生)】
中学校2年生の創立記念礼拝は、奈良市にある奈良基督教会にて執り行われました。国の有形文化財にも登録されている奈良基督教会は、純和風の建築様式であるため生徒たちにとってはとても珍しいものでした。礼拝自体も一体感のある、とても良い雰囲気の中で行うことができました。
午後からは、半日遠足として奈良公園を班行動で散策しました。班ごとに事前に行くこと決めていた寺社仏閣を巡るとともに、7期生担任団によるフォトクイズラリーを行いました。フォトクイズラリーとは、問題が写真によって出題され、それぞれの問題について班員で答えを考え、クイズに答えていくゲームです。出題対象も多様であったため、生徒達は時間を目一杯使ってクイズラリーに取り組んでいました。
新学年が始まって最初の行事でしたが、新しいクラスメイトとの親睦を深めることが十分にできた印象がありました。7期生担任団は、今回の行事を皮切りとして、7期生の生徒達が実りのある一年を送って欲しいと考えております。
【中学3年生(6期生)】
午前中は、京都の聖アグネス教会で創立記念礼拝を行いました。聖公会の由緒ある教会を訪れるのも今回で3度目となり、生徒たちも落ち着いて礼拝に参加していました。
礼拝後は、京都御所でお弁当を食べました。お天気にも恵まれ、自然の中で友達と食べるお弁当は格別でした。用意してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。ごちそうさまでした。
午後からは、京都の自主散策でした。清水寺や銀閣寺、南禅寺などをグループごとに巡りました。あらかじめメディアの時間を利用してプランニングを行っていましたが、思うようにいかず、バスに乗るために全力で走ったり、人に道を尋ねたりしながら、無事に全員、平安神宮で再集合することができました。また、英語の授業の一環として、外国人観光客へのインタビューも行いました。最初は照れ臭そうにしていた生徒もいましたが、自分の英語が通じた時の喜びにやみつきになっている生徒もいました。快く協力してくださった観光客の方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。
生徒たちは今回の遠足を通して、普段見ることのできない友人の素敵な一面に気付けたり、学校の中だけでは経験できない多くのことを学べたようでした。我々担任団も、中1の頃とは比べものにならないくらいの成長を感じました。
さて、早いもので、彼らの桃中生活も残り1年をきっています。最高学年として、今後もいろんな場面で活躍してくれることを担任団一同、願っています。
P.S.
今日はとても疲れたと思うので、帰ってゆっくり休んでください。(でも、連休中の宿題は頑張ってくださいね☆) また、連休明けにお会いしましょう!
アグネス教会にて。
ドキドキのインタビュー★
平安神宮 ~全員、無事にたどりつけました!~
南禅寺山門にて。