【中1】サマーキャンプ

2016年8月7日(日)

中学1年生は、 7月29日~31日、徳島県の阿南市にあるYMCA国際海洋センターへサマーキャンプに行ってきました。
このサマーキャンプでは、主に海洋プログラムを通して、集団行動を学びつつ生徒どうしのつながりを深めます。
日頃のA、B、C組を解体して、誕生日で並べ替えて新たに編制したクラスで活動し、クラスを越えた学年全体の友人関係を広げることも目的としています。

日中の活動は、すべて海洋プログラムです。
クラスごとに、カヌー、ジャンボカヌー、カヤックの3種類をローテンションして体験していきます。
4人乗りのカヌーでは、4人の息がぴったり合わないと、思うような方向に進みません。さらに10人強が乗るジャンボカヌーでも、乗っている生徒全員の息が合わないと、やはり上手く進みません。両方とも、船長や副船長の指示が適切かどうか、また、その指示にちゃんと他の生徒たちが従えるかがポイントとなります。
少し沖にある無人島まで、みんなで漕ぎながら進んで上陸したり、海岸沿いに進んで、少し離れた砂浜に上陸したりします。
上陸後は、少しの間、みんなで泳いだり、貝殻を拾ったりと、自由に行動して海を楽しんでいました。



1人乗りのカヤックは、バランスを取るのに少しコツが必要です。各自でバランスを取りながら漕いで、沖に出ていきました。沖に出た後は、カヤックの上でのんびり波に揺られたり、わざと、友人のカヤックを転倒させて遊んだりと、それぞれの思うように楽しんでいました。




夜の活動も充実しています。
1日目の夜は、ナイトハイクで30分ほど真っ暗な道を歩いたり、ウミホタルを観察したり、みんなで花火を楽しんだりしました。
2日目の夜は、キャンプでは定番のキャンプファイヤーを行いました。事前にキャンプファイヤー委員を募集して、その生徒たちに、ゲームの企画を考えてもらい、そして当日の司会・進行までしてもらいました。点灯式から始まり、3種類のゲーム、最後にフォークダンスと、とても楽しい時間を過ごすことができました。




最終日の午前は、海洋活動の最後として、クラス対抗カヌーレース(リレー形式)を行いました。
各クラス11組のカヌーでリレーを行いました。
はじめは順調に進んでいたクラスも、カヌーの4人の息が合わず、目的とは違う方向に進んでしまったりと、最後までどのような結果になるかわかりませんでした。
カヌーレースを終え、昼食のあと、現地を出発して、最後のプログラムとして北淡記念公園野島断層保存館を見学しました。
桃中では防災検定を受検したり、中3では、地震で被災した地域へのボランティア活動へ出たりと、地震等の防災教育を行っています。
この防災教育の一つとして訪れました。理科で地震に関する学習をする前ではありましたが、みんな、じっくり時間をかけて見学をしていました。



あっという間の3日間でしたが、新たな友人関係も築くことができたようで、とても充実したサマーキャンプになったように思います。
集団行動としては、中学1年生ということでまだまだこれからという面もありましたが、これからの成長を十分に期待できるような3日間でした。

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